ハロゲンラインヒーターの冷却

ミラー部温度が160℃を越える場合は、強制冷却が必要です。

代表例 HLH-55W/f25/L280/200v-2kwを測定
《 代表例 HLH-55W/f25/L280/200v-2kwを測定 》

強制冷却しない場合は供給電圧を1/2以下にするか、あるいはON-OFFで使用し、OFF時間をON時間の3倍以上にして過熱を防止し、十分に各部温度をチェックしながら使用してください。

空冷ファンでラインヒーター全体を風冷した場合には、定格電圧を加えても(約2kw)なんとか耐える温度に納まります。
余裕はないので、十分な注意が必要です。

水冷の場合は全く問題なく冷却します。 この場合でも、本体の一部はヤケドをする温度に達しますので安全上の注意は必要です。

 

空冷式は、HLH-30AとHLH-55Aです。

ラインヒーター

冷却水流量はランプ出力1kwあたり0.5ℓ/分です。
この条件で冷却水は約10℃上昇します。

HLH-□□Wのミラー部には標準で冷却コネクターを装備しています。
冷却水はΦ6のナイロンチューブかウレタンチューブを配管します。
長期間漏れる事無く使用するにはインサートチューブを使用します。

2系統を直列に配管
《 2系統を直列に配管 》

HLH-□□Wのミラー部には2系統の冷却水路があります。

3kw以下なら1系統の使用で十分です。
3kw~6kwなら2系統を直列に配管して使用します。
6kw以上では、2系統の水路に並列に流水します。
6kw以上のヒーターには、供給水路を分岐させるために、分岐用フィッティング(入口Φ8→出口Φ6×2)を付属します。

加熱動作中に冷却機能が停止すると、HLHは焼損します。
そのために、冷却水が流れていることを常時監視するフロースイッチ、または、圧力スイッチを導入してください。
ただし、圧力スイッチは、目詰まりによる流水停止を発見するために、低圧異常と高圧異常の設定が出来るものを使用してください。

冷却水は水道水を使い捨てるのが一番簡単です。
雨水や地下水でも、目詰まり防止フィルター経由なら使用できます。
水道水の使い捨ては水の浪費になるので、チラー(循環型冷水発生器)を使用するのが一般的です。
汎用チラーでも、HLH-□□Wの限界は150℃なので、給水温度が50℃近くになっても流量を増やせば使うことができます。

大出力ハロゲンラインヒーター冷却機器構成

冷却の設計は、ミラー部の発熱は供給電力の1/3であると仮定しています。
実際には、ランプが電力を光にする効率は約85%なので、ミラー内部で熱に変換されるのは残りの15%です。
また、ミラー部から光の熱を吸収する効率は1~2%です。

加熱対象物が大きく、接近している場合には、照り返しによる発熱が大きくなるので、冷却能力を大きめに設定する必要があります。

【ランプ部の空冷】
管径Φ18(H18仕様)の大出力ランプは、ミラー部の水冷に加えて、ランプ端部の空冷が必要です。
両端の端子ボックスの上面にΦ4チューブの接続口があります
ここに、5~10ℓ/分の冷却用空気を流してください。
必要圧力は0.02MPaなので、コンプレッサーや電磁ポンプで供給できます。

端子ボックスのカバーを外すとΦ4フィッティングからΦ3の銅管がのびて、先端がランプのシール部中央に向いています。
何らかの原因で銅管がずれている場合は、シール部中央に冷却用空気が吹き付けられるように調整してください。

ランプ部の空冷

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