石英ガラスの表面洗浄処理

ハロゲンランプの知識

石英ガラスに汚れがある場合、又はよごれている可能性がある場合には洗浄処理をします。加工前の石英ガラス原管がよごれていれば、それをそのまま加熱加工すると汚れ成分をガラス中に浸潤させてしまい、透明度の悪いガラスになったり、強度が低下したり、ハロゲンサイクルの阻害要因になったりします。そのため加工前の原管を洗浄処理する場合があります。

また加工によって付く異物もあります。また異物ではないですが、蒸発(昇華)した石英が再付着したもの(シリカ)も透明度を下げ、また見栄えも悪くなります。

この様な場合も洗浄処理を行います。通常の洗浄剤ではとれない場合が多く、通常は表面を溶かして汚れごと除去します。これにはフッ化水素酸(HF)による表面エッチングが一般的です。ただしHFは非常に危険な薬品なので、より危険の少ないフッ化アンモニウムが使われる事の方が多いでしょう。

その後焼き飛ばし(ガスバーナーで1000℃程度まで焼く)を行う事もあります。

フッ化水素酸を使っていると、事故が起こる事があります。これが危険な理由の一つが、フッ化水素酸は身体に付着しても、すぐには症状が現れず数時間後に痛みが出てくるため発見が遅れる事です。そして皮膚表面だけではなく、かなり深くまで侵され壊死する場合もあります。

5%程度の濃度ならば少しくらいならば手足に付いても、すぐによく洗えば大丈夫ですが、高濃度のフッ化水素酸を身体に着けてしまったらすぐによく洗い、患部にグルコン酸カルシウムを塗布し医者に行きます。こぼれた薬品の中和剤は水酸化カルシウム(消石灰)です。尚、5%程度のフッ化水素酸でも身体についたままにして放置すると激しい症状が出ます。

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