非接触高温加熱・ハイテクヒーターのヒートテック

熱風ヒーターの機種選定

1.機種選定の流れ

    1. 設置環境で機種を決めます。
    2. 目標温度を決めます。
    3. 必要風量を決めます。
    4. 下の「風量と温度の関係」グラフのから、電力(W数)を求めます。
    5. グラフの電力(W数)に安全係数2倍を掛けて、機種W数を決めます。
    6. 下の「製品構成表」で、候補の機種を絞り込みます。
    7. 各型式の仕様書で外形寸法や詳細を検討します。
    8. 価格表で、価格を確認します。
    9. 価格表から発注します。
    10. 試しに使ってみたいという場合には、4種類の「ラボキット」を用意しています。
      10-1. 熱風ヒーター ラボキット 4D-100W ポンプ付属仕様
      10-2. 熱風ヒーター ラボキット 13AM-350W ポンプ付属仕様
      10-3. 熱風ヒーター ラボキット 13AM-100V-350W 外部エアー仕様
      10-4. 熱風ヒーター ラボキット 34NM-200V-3kW 外部エアー仕様

2.設置環境での機種選定

Q1. 真空チャンバーに設置しますか? Yes ⇒ VAH型
Q2. クリーンルームに設置しますか? Yes ⇒ DGH型
Q3. 加熱気体は腐食性ガスですか? Yes ⇒ DGH型
上記 Q1.~Q3に当てはまらなければ、標準のABH型

3.「風量と温度の関係」グラフ

4.製品構成

5.選定例

【例】工場で設置する、毎分40ℓの風量で500℃の熱風ヒーターが欲しい。

5-1. 常温常圧の環境で通常の空気を使用するので、標準のABH型を選定
5-2. 「風量と温度の関係 100W-550W 」グラフを確認。

5-2-1. 40(ℓ/分)と500℃の交点を求めます。
5-2-2. 交点は440wの線になります。
5-2-3. 440wに外乱の影響による安全係数200%を乗じると880wになります。
5-2-4. 880wに近い定格は1kwです。

5-3.,「熱風ヒーターの製品構成」表を確認。

【該当機種】 ABH-19A 650W~1.6kW

5-4.,詳細を「ABH-19A」ページで確認。

ABH-19AM/200V-1kW/K/PK2mを選定

6.詳細確認ページ

型式 外径 電力 仕様書
《 超小型 》 ABH-4D Φ4 50W-100W
ABH-6□ Φ6 50W-100W
ABH-8□ Φ8 100W-300W
《 標準型 》 ABH-13A Φ13 50W-1kW
ABH-19A Φ19 650W-1.6kW
ABH-22N Φ22 1kW-3kW
ABH-34NM Φ34 2kW-5kW
ABH-43NM Φ42.7 5kW-6kW
《 高温用 》 ABH-11M Φ10W.5 170W-1.16kW
ABH-19A Φ19 2kW-3.4kW
ABH-22A Φ22 4.1kW-6kW
ABH-28A Φ28 6.3kW-9kW
《 200℃耐熱型 》 ABH-HR-13A Φ13 50W-200W
ABH-HR-19A Φ19 2kW-3.4kW
ABH-HR-22A Φ22 4.1kW-6kW
ABH-HR-28A φ28 6.3kW-9kW
ABH-38X6 Φ38 2.5kW-5kW
ABH-43X6 Φ50W 6kW-18kW
ABH-50WX6 Φ42.7 20kW-24kW
《 並列大型》 ABH-61X6 Φ60W.5 18kW-30kW
ABH-65-28AX3 Φ65 19kW
ABH-95-28AX6 Φ95 38kW
ABH-130W-28AX9 Φ130W 57kW
《 二重ガラス管型 》 DGH-13N Φ13 100W-150W
DGH-19N Φ19 150W-300W
DGH-34N Φ34 1kW
DGH-43N Φ42.7 1.5kW-4kW
DGH-50WN Φ50W 3kw-4kW
DGH-10W2X6 Φ10W1.6 3kW-12kW
DGH-140WX6 Φ139.8 12kW
《 真空対応型仕様 》 VAH-14N Φ14 100W-1.2kW
VAH-19N Φ19 650W-1.6kW
VAH-34N Φ34 2kW-5kW
《 白金発熱体 》 PTH-13N Φ13 85W-800W

7.熱風ヒーター製品カタログ


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