圧縮気体を供給する

気体の種類と使用可否

※必要とする圧力や流量

必要とする圧力は、流そうとする流量やガスの種類,,熱風ヒーターのノズルサイズや構造などにより大幅に異なるので、一般的なデータは提供できませんが、5~50kPa(0.05~0.5kg/cm^2)程度の範囲になるとおもわれます。
必要とする流量は、加熱対象や目的により大幅に異なります。最も標準的な熱風ヒーターであるABHシリーズの100v-350wタイプを例に取れば、単純に加熱すればよいのであれば 20~50L/min程度.の流量範囲で設定すれば良いでしょう。

低温(400℃以下)で大量の熱風が必要であれば大流量で定格電圧、又は過電圧(~200%)を加えてもかまいません。電圧が200%では電力は約4倍になります。しかしこのような使い方の場合、トラブルでエアーが短時間でも止まると、ほとんど瞬時に断線してしまいますので、使い方としてはお勧めしません。定格電圧又はそれ以下で使うのが安全です。
高温熱風が必要であれば約15~20L/min で定格電圧近く(100v)を加えます。更に高温が必要な場合は流量を更に絞り(数L/min.)、電圧もそれに応じて下げて使います。
風圧により対象物が吹き飛ばされたりする場合には、やや大きめのノズルを持った機種を選択し、数~十数 L/min. の低流量で、電圧も絞って使用します。ハンダ付けには1点ハンダの場合、φ4~φ6のノズルを使い、5~10L/min の気体を供給し、50~80%の電圧を供給(熱風温度約600℃)して使います。
吹き飛ばされないようにする方法として熱風ヒーターを2本使い、それを1ヵ所に向けてV字型配置で使うと、その合流部分に無風に近い状態ができ、吹き飛ばされる事が少なくなります。ハンダ付けにはこの方法も使われています。
ICのハンダ付けやハンダ外しなどには、専用形状のノズルを使うと効率的です。標準品で対応できない場合、専用の熱風ヒーターを特注いただくか、又は先端がネジの熱風ヒーターを使用し、ノズルのみを最適設計して使用する方法があります。
熱風ヒーターABHは定格電圧を加えた状態でエアーが停止すると短時間で焼損します。経験的にはこのトラブルが最も多いですから、フロースイッチや圧力スイッチでインターロックされることを強くお勧めします。

DGHタイプはABHタイプよりも必要圧力は低めです。(5kPa程度)

※安定した流量を得るには

流量を安定させることが熱風温度を安定させ、加熱のバラツキを減少させます。また作業の再現性を高めるためには流量の値を管理する必要があるでしょう。これらのためには圧力調整器や流量計は是非ほしいところです。尚これらは使用する気体の種類などにより選択しなくてはなりません。

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