7.遠赤外線の生成

遠赤外線の科学7 遠赤外線の生成

人工的に遠赤外線を作るにはセラミックを加熱する方法が一般的です。
アルミナ系やジルコニウム系のファインセラミックがよく用いられます。
セラミックスの種類や加熱温度によって波長や放射率は変わります。
素材の放射波長は下記のとおりです。

放射物質応用製品放射波長帯域
タングステン赤外線ランプ1.0-2.5μm近赤外
ニクロム電熱器・ヒーター2.0-5.0μm中赤外
炭化けい素グローバー1.0-50μm赤外全域
セラミックスパネルヒーター1.0-50μm赤外全域
ステンレスシーズヒーター4.0-10μm遠赤外
カーボンアーク灯・カーボンヒーター2.0-25μm赤外全域
セシウムキセノンランプ0.8-2.5μm近赤外
【遠赤外線の科学 目次】
  1. 赤外線の発見
  2. 赤外線とは
  3. 赤外線の種類
  4. 加熱とは
  5. 放射に関する四つの基本法則
  6. 遠赤外線の吸収率
  7. 遠赤外線の生成
  8. 遠赤外線と近赤外線の比較
  9. 遠赤外線使用上の注意 (Q&A)
  10. 主要材料の比重・比熱・熱伝導率

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