再反射加熱法-1.再反射加熱法とは

1-1.再反射加熱法の概要

ハロゲンランプを使用した集光加熱は、加熱対象物に光を集中させて加熱方法です。
加熱対象物に吸収されない熱エネルギーは反射光となり大気中に放熱されていました。
再反射加熱法は、無駄に放熱されていた反射光を、反射材を用いて再利用して、高温度・均一加熱する方法です。

(1-1-1)高反射素材

反射率が高く、赤外線吸収率の低い素材は赤外線を反射して熱エネルギーを拡散し高温になることが出来ません。
拡散した熱エネルギーを反射材を使用して再利用して高温にできます。

(1-1-2)極小素材

赤外線受光面積の小さい材料は加熱効率が低いままでした。
透過したり拡散した熱エネルギーを反射材を利用して、側面加熱して受光面積を拡大し高温にできます。

(1-1-3)均一加熱

ハロゲンランプを使用した加熱は、熱源が「点」または「線」であるため、熱源の形状が加熱対象物に投影されるため、均一加熱は難しい工程でした。
アウトフォーカスして照射光を分散し、更に、拡散した熱エネルギーを反射材を使用して再利用すると加熱部が分散されるので、温度のばらつきも少なくなります。

1-2.反射材の材質

(1-2-1)金メッキ鏡

高温用金メッキを使用した高反射率の鏡面が最高の素材です。
弊社の集光鏡を転用できます。
加熱対象物から蒸気や油煙が発生する場合は鏡面の維持が困難です。

(1-2-2)アルミ研磨鏡

安価なアルミ研磨鏡は、クリーンルームや清掃作業が毎日出来るなら現場向きの素材です。
アルミの溶解温度が約640℃なので強制冷却が必要です。
弊社の集光鏡を転用できます。

(1-2-3)ステンレス研磨鏡

ステンレス板は、ハロゲン光が直接照射する反射材としては向いていません。
ステンレス研磨鏡は、高温環境では高温腐食と呼ばれるCr2O3・Fe3O4などの酸化被膜が保護膜として形成されるので鏡面の維持が困難です。
そして、高温から常温に戻るときに、熱収縮率の差で被膜が母材から剥離する現象、被膜破壊が発生します。
この剥離した酸化膜は粉塵の発生源となります。

(1-2-4)セラミックス材

耐火煉瓦を研磨して表面の凹凸の少なくすると効果的です。
セラミック系の白色拡散反射面(シリカボードなど)は断熱作用により高温になると自浄作用で高反射率を保つため、メンテナンスフリーに近くなります。
また 滑らかな反射面でなくても断熱性能さえよければ、素材は選びません。 (温度が上がると壁面から再放射されるため、高反射率と結果的に同じです)。

ハロゲンポイントヒーター製品一覧

ハロゲンラインヒーター製品情報

最適なコントローラーはコチラ

お問い合わせ